元浅草にあった学校給食の人気メニューが味わえた「給食当番」

現在40代になった私は、小学校や中学校で授業より楽しみだった給食が、とても懐かしく思い出されます。
全国の20歳以上の男女を対象に、「思い出の学校給食の味は?」というインターネット調査が行われ、1691人の有効回答を得ました。

調査の結果、思い出に残っている給食1位が、くじらの竜田揚げや南蛮漬けなどのくじら料理でした。
最近では捕鯨規制の影響を受け、口にする機会が少なくなったくじらの味を懐かしむ方が多かったようです。

2位揚げパン、3位カレー麺などのソフト麺、4位カレーライス、シチュー、5位冷凍みかん、6位コッペパン、7位牛乳、8位牛乳に入れていた味付きの粉末“ミルメーク”と続きます。

お菓子感覚で食べられる主食として、2位の揚げパンは、子供たちが心待ちにしていたメニューの1つでした。 揚げパンが大好きな20代女性の「残った揚げパンをじゃんけんで取り合った」というエピソードが紹介されていました。

3時間目くらいになると、専用のエレベーターで運ばれてくる給食の匂いが教室に充満し、給食の時間が待ち遠しかった私は、授業に集中できませんでした。

「早く給食の時間にならないかな」といつも思っていた私が好きだったメニューは、揚げパンとカレーライス、スパゲティーで、朝からとてもワクワクしていました。

現代っ子に人気がある学校給食メニューは、私が給食で食べた記憶がないから揚げやオムライス、ハンバーグ、エビフライなどです。 これらは、ランチタイムに社会人が定食屋で注文するような豪華なメニューに匹敵し、何とも羨ましい限りです。 

さらに、もっと驚くのは、有名私立小学校や中学校のナイフやフォークを使って食べるフルコースの学校給食です。
西洋のマナーを駆使して食べるメニューは、さわらのソテーやカツレツ、コッペパンではなく、クロワッサンやフレンチトースト、デザートもアイスクリームやタルトが登場します。

40代になり、もう学校で給食を味わうことはできませんが、“昔懐かしい給食が食べられる店”をコンセプトにした元フレンチシェフがオーナーの「給食当番」がありました。

店名:給食当番
住所:東京都台東区元浅草1-44
電話:03-3847-0537

新御徒町駅から徒歩1分の「給食当番」は、750円から給食セットが味わえ、平日のランチタイムは、近隣オフィスで働く会社員の人たちでいっぱいになっていました。
まず運ばれてくる牛乳には、バナナやイチゴの味がついた粉末“ミルメーク”の小袋が添えられていました。

また、1500円のスペシャル給食セットを2名以上で注文すると、教室風のパーティールームに案内されました。
給食当番のドアを開けると別世界が広がる教室風パーティールームは、黒板と学校机、ランドセルがかけられた椅子がある教室そのものの風景がありました。

スペシャル給食セットは、くじらの竜田揚げ、カレーシチュー、肉団子スープ、ソフト麺、揚げパンとボリューム満点でした。
揚げパンは、砂糖、きなこ、ココア、シナモン、カフェラテから好きな味が選べました。

また機会があったら、ぜひ立ち寄り、「子供のころの懐かしい給食を思い出しながら味わいたいお店」と思っていましたが、残念ながら給食当番は閉店してしまいました。

給食当番は、またいつか「ぜひ再開してほしい」と思っているおススメのお店です。
懐かしい給食の雰囲気をもう一度味わいたいです。